エイボン女性年度賞

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2018年 受賞者一覧
エイボン女性大賞
角野栄子
角野 栄子
童話作家

東京都に生まれる。早稲田大学教育学部卒業。1959年にブラジルに移住し、2年間滞在。帰国後、サンパウロの少年を描いた『ルイジンニョ少年、ブラジルをたずねて』(1970年)が処女作。その後、童話や絵本の創作を始める。『わたしのママはしずかさん』(偕成社)『ズボン船長さんの話』(福音館書店)で路傍の石文学賞。『魔女の宅急便』(1985年福音館書店)で野間児童文芸賞、小学館文学賞、IBBYオナーリスト文学賞などを受賞。『魔女の宅急便』は、その後シリーズ化し、2009年10月『魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち』で完結した。またこの作品は、1989年のアニメ映画、1993年のミュージカル、2014年の実写映画、2016年のロンドンでの舞台、2017年からのミュージカルと数々の形態で親しまれている。
作品はほかにロングセラーの「アッチ、コッチ、ソッチの小さなおばけシリーズ」、自選童話集『角野栄子のちいさなどうわたち(全6巻)』(以上ポプラ社)、エッセイ『ファンタジーが生まれるとき』(岩波書店)、自伝的小説『ラストラン』(角川書店)、『ナーダという名の少女』(角川書店)などがある。
近年の作品としては、2015年の『トンネルの森 1945』(角川書店 2016年度産経児童出版文化賞)、最新刊『キキが出会った人びと〜魔女の宅急便特別編』『キキとジジ〜魔女の宅急便特別編その2』(福音館書店)がある。
また、それまでの業績に対して、2000年に紫綬褒章、2011年に巖谷小波文芸賞、2013年には東燃ゼネラル児童文化賞、2014年旭日小綬章、2018年国際アンデルセン賞作家賞を与えられた。

教育賞
新井紀子
新井 紀子
国立情報学研究所 社会共有知研究センター センター長・教授
一般社団法人 教育のための科学研究所 代表理事・所長

東京都出身。一橋大学法学部およびイリノイ大学数学科卒業、イリノイ大学5年一貫制大学院を経て、東京工業大学より博士(理学)を取得。専門は数理論理学。数学以外の主な仕事として、教育機関向けのコンテンツマネージメントシステムNetCommonsや、研究者情報システムresearchmapの研究開発がある。
2011年より人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトディレクタを務める。2016年より読解力を診断する「リーディングスキルテスト」の研究開発を主導。
科学技術分野の文部科学大臣表彰、Netexplo Award、日本エッセイストクラブ賞、石橋湛山賞、大川出版賞などを受賞。
2017年にはTED、2018年には国連にて講演を行った。
主著に「生き抜くための数学入門」(イーストプレス)、「数学は言葉」(東京図書)、「AI vs 教科書が読めない子どもたち」(東洋経済新報社)など。

芸術賞
植田景子
植田 景子
宝塚歌劇団 脚本家・演出家

奈良県出身。1994年宝塚歌劇団入団。1998年宝塚バウホール公演『ICARUS(イカロス)〜追憶の薔薇を求めて〜』で宝塚歌劇団初の女性演出家としてデビュー。2000年『〜夢と孤独の果てに〜ルートヴィヒⅡ世』で宝塚大劇場公演デビュー。2003年文化庁新進芸術家海外研修制度によりロンドン、ハンブルクへ一年間研修留学を経験。2011年『クラシコ・イタリアーノ―最高の男の仕立て方―』で文化庁芸術祭優秀賞を受賞。
世界的な文学作品からオリジナル作品まで多彩なジャンルを手掛けつつ、一貫して高い美意識に基づく繊細な演出と、観客を物語世界に引き込むドラマティックな作品作りに定評がある。
2010年自伝的エッセイ『Can you Dream?―夢を生きる―』を出版。

スポーツ賞
田中ウルヴェ京
田中ウルヴェ 京
日本スポーツ心理学会認定スポーツメンタルトレーニング上級指導士
国際オリンピック委員会(IOC)マーケティング委員
国際オリンピック委員会(IOC)認定アスリートキャリアプログラムトレーナー
ソウル五輪シンクロナイズドスイミング・デュエット銅メダリスト

1967年東京生まれ。1988年ソウル五輪シンクロ・デュエットで銅メダル獲得。
89年〜99年、日本代表チームコーチ、アメリカ五輪ヘッドコーチアシスタント、フランス代表チーム招待コーチなどを歴任。91年より渡米し、95年米国セントメリーズカレッジ大学院修士修了後、アーゴジー心理専門大学院、サンディエゴ大学院で、認知行動療法や競技引退後の心理、パフォーマンスエンハンスメントを学ぶ。2001年に帰国後は、トップアスリートから一般までメンタルトレーニングを指導。国内外でも心理学をベースにした企業研修や講演等を行う。パラリンピック車いすバスケットボール男子日本代表メンタルコーチ、なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)のメンタルコーチを務めている。
報道番組レギュラーコメンテーターも務める。夫はフランス人、二児の母。

ソーシャル・イノベーション賞
石坂典子
石坂 典子
石坂産業株式会社 代表取締役

高校卒業後、米国の大学に短期留学し、92年に父親が創業した石坂産業に入社。埼玉県所沢市周辺の農作物がダイオキシンで汚染されているという誤報道によるメディアや地域住民のバッシングを機に、「私が会社を変える」と父親に直談判し、2002年に社長就任。環境に配慮した全天候型プラントを建設するなどの改革を断行し、「人と自然と技術が共生する企業」を目指し、共に育み共に栄える、100年先の企業づくりに挑戦。“見せる、見られる”五感経営を実践し、日本全国、世界中から見学者が訪れる先進的な環境配慮型資源再生企業に変革させた。創業52年を迎え、2代目社長の経営「社員が自分の子供も働かせたい」と言える企業創りを目指し、女性の感性と斬新な知性で産業廃棄物処理業界を変革する経営に取組み、次世代のエネルギー供給産業になるべく日々挑戦している。

選考委員
  • 有森 裕子
    元マラソン選手
  • 大宅 映子
    大宅壮一文庫理事長・評論家
  • 国谷 裕子
    キャスター
  • 原田 マハ
    作家
エイボン女性年度賞について

1979年から社会に有意義な活動をし、人々に勇気や希望を与える女性たちに贈られてきました。特にその年度で顕著な活動をされている方、長年の地道な努力を結実された方、女性の新しい可能性を示唆する先駆的活動をされている方という観点から、厳正な審査のもと受賞者を決定します。

大賞
特定の活動分野を問わず、社会的にめざましい活躍をし、立派な功績をおさめている女性に贈られます。
教育賞
学校教育・社会教育・情操教育など、広く学術、教育の分野で顕著な活動をしている女性に贈られます。
芸術賞
創造的な芸術活動において、新鮮な境地を拓き、または伝統芸術の保存、復活などに尽力している女性に贈られます。
スポーツ賞
スポーツの各分野で記録を更新し、あるいは指導者として活躍するなど、女性のスポーツ振興・助成・開発に貢献している女性に贈られます。
ソーシャル・イノベーション賞
現代社会が向き合う様々な課題や問題に対し、創造的かつ持続可能なアイデア、解決策を提案している女性に贈られます。
副賞

賞牌

賞金

指名寄付団体

受賞者の活動分野の関係者および協力者の今後の発展を願い、受賞者本人への副賞とは別に、各賞の副賞と同額を受賞者が指名する団体に寄付しています。1979年の賞の創設以来2018年までに197団体に寄付金をお贈りしました。

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